【研究結果】「疲れやすい」のは、腸内フローラが原因であることが判明。慢性疲労症候群の研究。

ベッドで眠る女性 精神・こころ

ベッドで眠る女性

このページに来た人は、「最近、とても疲れやすい…」なんて思っていないか?

会社に学校、子育てなどとても忙しい毎日を送っている人は疲れやすくなっているだろうし、反対に特に何もすることがなくても、「一日中だるい」なんていう人もいるはずだ。

 

疲れ切っている女性

その疲れやすさの原因なんて、すぐに分かれば苦労しないし、単なるやる気の問題として捉えられてしまう経験もあるはずだ。

 

そんな原因不明の疲労感、あなたは慢性疲労症候群という病にかかっているかもしれない。ずーっと疲れているかのような感覚で、休んでも疲れがとれないのだ。

 

仕事や勉強など、やるべきことに全く身が入らない最悪の症状なんだが、

 

「その疲労感は、腸内フローラを改善することで治るかもしれない…!」

腸内フローラ

という話を書いていきたいと思う。

腸の中には100種類以上、100兆以上の腸内細菌が住み着いていて、腸内フローラという集団を作っている。その状態を改善していけば、疲労感はなくなってくる…という話。

 

実際の研究結果と、俺の体験も交えて書くから、今日から疲れのない日々を送りたい人は是非読んで欲しい!

 

米:コーネル大学の研究結果

大学

慢性疲労症候群のカンタンな説明

「慢性疲労症候群」は明確な定義のある病気というわけではないんだが、症状としては、

 

  • 強い疲労感
  • 脱力感
  • 思考力の低下

 

…などが見られる。時間のある人は、こちらの朝日新聞のページを読んでみてほしい。

 

これ、厄介なことに原因や治療方法なんかも詳しく分かっていなくて、単なる心の問題と言われることもあった症状なんだ。

 

しかし、実際に日常生活に重い支障をきたしてしまう慢性疲労症候群の患者はたくさんいる。

 

そんな中、アメリカのコーネル大学が2016年に熱心に行った研究で、

 

腸内フローラを改善することで、症状が和らぐかもしれない」

男性のお医者さん

という結論を得ることができたんだよ。

 

Reduced diversity and altered composition of the gut microbiome in individuals with myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome.

 

今、どうしようもない疲労感でとても辛い思いをしている人も、一歩抜け出す手がかりになるから、しっかりこのページを読んで考えてみてくれ。きっと抜け出すヒントになるはずだぞ。

 

上の研究報告を、頑張って大事なところだけ訳してみるな。

 

実験の概要

まず、慢性疲労症候群の患者48人と、健康な患者39人の便と血液を採取して、DNA解析を行う。

便はくさくない

注射を受ける女性

今回は腸内フローラがテーマなんだが、便には数え切れないほどの腸内細菌が入っているから、腸内フローラの様子を調べるには最適だ。

 

実験結果

……「実験」と言えないくらいの単純な結果なのだが、大切な結論としては、

 

慢性疲労症候群の患者は、腸内細菌の多様性が低下していた。

元気がない善玉菌

という点だ。

 

このサイトで何度も発信しているんだけど、腸内細菌は種類が多ければ多いほどいいし、量も多ければ多いほどいいと言われている。

 

腸内フローラが健康かそうでないかの指標となる、非常にわかりやすい特徴が一つ見つかっています。

それは、腸内フローラの「多様性」です。

NHKスペシャル取材班(2015)『やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ 10の真実』Kindle位置No.1812より

 

多様性が著しく低下していたりすると、普通の健康的な毎日を送ることが難しくなってくるというわけ。実は糖尿病やガンなどの他の病気でも、患者の腸内フローラの多様性が低下していることが報告されている。

 

それくらい、人間にとって腸内細菌の多様性は重要なんだよ。

 

慢性疲労症候群は、腸内細菌が少なくなって、疲労をコントロールする機能も衰えていったから発症する…というのは、自然な考えかもしれない。

 

 

研究でも、

 

「腸内フローラの変異が、病気に何らかの影響を与えているのだろう」

 

という結論を出している。

 

多様性と疲労のカンケイ

ストレスを抱えた男性

大学の行う研究は軽々しいことを言わないため、今のところは「腸内細菌を多様なものにすれば、治るよ!」というような言い方はしていない。

「原因になってるかもね」という程度である。

 

ただ、ここで大切なことは、

 

「多様な腸内細菌に住み着いてもらえる腸にする」

腸内フローラ

ということが、慢性疲労症候群はもちろん、単なる疲労や無気力感を抜け出すキッカケになるかもしれない、ということだな。

 

研究はまだまだ途中なので、そんな安易なことは言っていないが、俺たちが研究を待っている義理もないんだし、今からできることをやっていくべきだな。

 

「腸内細菌の多様性を増やす」

 

というと難しいのだが、要するに、腸にいい生活をしていれば間違いない。

腸

このサイトで何度も言っているように、毎日ヨーグルトを食べて、サプリメントを飲む。それによって、腸内に善玉菌を送り込む。同時に食物繊維をたくさん食べて、オリゴ糖も摂る。

 

たったそれだけで、腸内細菌はイキイキと活動できるようになることは間違いない。

 

余談

疲労に関してだが、これは俺もめちゃくちゃ悩んだことがあるぞ。無気力だし、何をしようにもやる気が出ないんだ。

 

それは俺自身のやる気の問題で、精神が弱いから…みたいなことを考えていたけど、今思えば気持ちの問題じゃなくて、体の調子の問題だったんだと思う。

 

今回の研究で言えば、腸内細菌の種類が少なくなっていて、腸内フローラの状態が悪かったからだと思う。人間にとって大切な働きをする腸内細菌が、とても苦しんでいたのだ。

元気がない善玉菌

嬉しいことに、気持ちの問題だと抜け出しようがないけど、

 

「腸内フローラが原因だ」

 

と考えると、食生活を意識したり、サプリ飲んだり…と、いくらでも対抗策を講じることができるだろ。そうすることで、徐々に抜け出せるようになるんだよ。

 

俺は、健康に関しては毎日勉強して、こういうサイトを更新できるようになったのも、腸を意識した生活を取り入れてから。騙されたと思って、今から腸にいい生活をするのが大事だと思うぞ。

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