【研究結果】不安とストレスには、乳酸菌が効く!マウスを使った実験も紹介!

ストレスを抱えた男性 精神・こころ

ストレスを抱えた男性

日本はストレス社会だから、会社や学校でイヤな思いをしている人も多いはずだ。

 

すぐにでも逃げ出したいのだが、そうはいかないよな。

 

でも、そんなとき、

 

「ストレスや不安が軽くなる方法があるよ」

元気な女性

なんて言われたら、ビックリするし最高に感じるんじゃないか。

 

「そんなカンタンな方法があったら苦労しない」

 

と思うのが普通なんだが、少なくとも研究によると、カンタンな方法で不安とストレスを吹き飛ばすことができるんだよ!

 

そのカギを握るのはもちろん、「乳酸菌」だ。

 

マウスとか、人間の研究結果を紹介しつつ説明していくから、ストレスに負けたくない人は読んでみてくれ!

 

マウスのストレス・不安を取り除いた実験

マウス

「乳酸菌がストレスや不安を和らげる!」というのは、よく言われることで、研究者の間ではなんとなく知られていたことなんだ。

 

マウスに強い不安とストレスを与える

それが実際に人間に効果があるのかを証明するために、まずマウスの実験が行われたぞ。マウスをストレス・不安状態にするちょっとカワイそうな実験だ。

 

子マウスを母マウスから引き離して、水中を何往復も泳がせたのである。

すると、子マウスのマイクロバイオームは乱れて多様性が低くなったが、その子マウスにラクトバチルス菌のプロバイオティクスを投与すると、不安とストレスは一貫して弱くなった

ティム・スペクター(2017)『ダイエットの科学』白揚社 p93より

 

お母さんから引き離されて、水中を何度も泳がせてしまうなんて、ストレス以外のなにものでもないよな。かわいそうだけど、そうなると子マウスの腸内細菌(マイクロバイオーム)が乱れて、少なくなってしまったということだ。

元気がない善玉菌

そんなストレスを抱えた子マウスに、ラクトバチルスという乳酸菌を与えたら、なんと不安とストレスは改善していったということ。信じられないほど、単純な結果が出たんだよ。

 

ストレスと腸内細菌のカンケイ

実験用マウス

「乳酸菌を飲んだら不安とストレスが無くなったって、そんな単純なことがあるわけ無いだろ!」と思ったかもしれないけど、腸内細菌とストレスのカンケイは、とても深いんだ。

 

実は、どんなストレスにも負けない、スーパーアニマルがいるんだ。

 

こうした実験でも、極度のストレスにも影響されず、プレッシャーがあっても冷静に行動したグループが一つだけある。

まるで「ダイハード」のブルース・ウィルスのようだが、その正体は無菌マウスだ。

ティム・スペクター(2017)『ダイエットの科学』白揚社 p93より

 

無菌マウスとは、「腸内細菌が全くいない」という、実験のために特別に作ったマウスのことだ。普通は、腸内細菌がいないなんてありえないからな。

 

その無菌マウスが、全くストレスや不安を感じなかったというのは、

 

「腸内細菌が、脳への不安やストレスの伝達に関係している」

 

という証拠なんだよな。

腸内フローラが脳を操っている

腸は、脳を操っているとも言われるぞ

 

だから、不安になっても乳酸菌を飲んで乱れた腸内環境を整えれば、ストレスレベルは下がったということだ。

 

うつ状態のマウスが、乳酸菌を飲んで元気になったという別の実験もあるぞ。

 

そして、うつ状態のマウスにロンガム菌を飲ませると、泳ぐ時間が長くなることが確かめられています。

つまり、ロンガム菌にはマウスのうつを改善する効果があることになります。

NHKスペシャル取材班(2015)『やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ 10の真実』Kindle位置No.1172より

 

うつ状態のマウスはすぐに泳ぐのを諦めてしまうのだが、そのうつ状態のマウスにロンガム菌というビフィズス菌の一種を飲ませると、うつが治ってしまう……ということ。

 

やっぱり、腸内細菌の状態を整えることが、ストレスへの対抗の道になりそうだぞ。

 

過敏性腸症候群の人の腸内環境

お腹を痛めている女性

次は、やっと人間たちについて考えていくぞ。

 

過敏性腸症候群

ストレスについてだが、過敏性腸症候群っていうのは知ってるか?ストレスや緊張・不安になるとトイレに行きたくなったり、便秘や下痢を繰り返したり……という困った症状だ。

 

wikipediaから抜粋すると、

 

最初は身体的理由(暴飲暴食など)が原因で下痢をしたものが、それにより人前で恥をかくという経験を幾度か重ねるうち、学習効果により人前で下痢をすること自体に異常に恐怖心を持ってしまい、長時間トイレのない場所や人目に触れずにトイレに入れないような場所に行くと不安障害の一種として下痢をするようになることもある。

過敏性腸症候群

下痢になった人

検査しても、何の異常もないから治療方法もない困った症状。これは、ストレスが原因なんだけど、やっぱり人間でも腸内細菌が関係してたぞ。

 

私たちはサリーの腸内細菌の組成を調べて、それを1000人の女声被験者と比較した。

するとサリーの場合、腸では多いはずのバクテロイデーテス門の細菌が少なかった。

(略)

また全体的に見て、細菌の多様性がかなり低い状態だった。

ティム・スペクター(2017)『ダイエットの科学』白揚社 p92より

 

やっぱり、ストレス・不安の腸内細菌とのカンケイは、人間でも当てはまる事がわかるぞ。

 

実際、あまり人間の研究は多くないみたいだが、乳酸菌などを飲んでもらうことで症状が和らぐ例が多いそうだ。

 

以下にも、うつ状態と腸とのカンケイを書いているから、合わせて読んでみて欲しい。

 

腸内フローラとうつのカンケイを、科学的に分かりやすく書いていく。

 

人間が乳酸菌を食べたときの気分の変化

粉薬を飲む人

実は、人間が乳酸菌などを飲んだ後の気分の変化を研究したのって、世界的に見ても数件しかないらしい。とっても貴重な研究だということだ。

 

そのうちの一つは、以下のような研究・実験だ。

 

女性の被験者にプロバイオティクスを四週間投与した後、怒った顔と悲しげな顔の写真を見せて、

そのときの脳の活動を計測した。その結果、気分に大きな変化は見られなかったが、情動反応が抑制されることが分かった。

ティム・スペクター(2017)『ダイエットの科学』白揚社 p94より

 

つまり、四週間くらい、サプリやヨーグルトで乳酸菌を摂ったら、他の人の怒った顔などを見ても、感情が影響されないようになった……ということだ。

 

ストレスを受けているときは少し感情的になりがちだが、それに対していい意味で鈍感に、図太くなることができたんだ。会社とかで何を言われても、「はぁ、またか」と思って流せるようになるかもな。

 

ヨーグルトに含まれる微生物のほうに、脳の中枢部分を活発化させ、やはり否定的な考えを抑える可能性があることが確かめられた。

ティム・スペクター(2017)『ダイエットの科学』白揚社 p94より

 

ヨーグルトを摂取することで、否定的な考えを抑えられるとしたら……、何があっても、前向きに生きることができるようになるかもしれない。

 

ヨーグルト・サプリメントの力を借りろ!

これらの実験で分かる素晴らしいところって、

 

「乳酸菌やビフィズス菌を摂るだけで、自分のストレスをコントロールできるかも」

元気な善玉菌

という可能性がわかったところだと思うぞ。

 

特に乳酸菌を腸に送り込むことは、ストレスを受けていたときに特に効果があるようだし、今ストレスを抱えている人は、ヨーグルトかサプリメントを日頃から摂っておこう。

 

ただ、乳酸菌の量は大量にとらないといけないので、ヨーグルトとサプリメント両方を摂ることが大切だと思うぞ。俺もどっちも毎日だけど、2種類組み合わせるだけで、何か安心感がある。

 

ストレス社会を、乳酸菌の力で乗り越えてほしいと思ってるぞ!

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